第六十一番札所 栴檀山 教王院 香園寺
(せんだんさん きょうおういん こうおんじ)
四国八十八箇所第六十一番札所である香園寺は、聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹です。
用明天皇(在位585-587)の病気平癒を祈願して創建され、このとき金衣を着た白髪の老翁が飛来して本尊の大日如来像を安置したと伝えられ、天皇からは「教王院」の勅号を賜りました。
大同年間(806-810)に弘法大師が訪れた際、門前で難産の女性を助けるため栴檀の香を焚いて祈祷したところ、無事出産がかないました。
これを機に大師は唐から持ち帰った小さな金の大日如来像を本尊の胸に納め、安産、子育て、身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」の護摩修法を修して霊場としました。
山号「栴檀山」はこの由来によります。
かつては七堂伽藍と六坊を備えた大寺院でしたが、天正の兵火で焼失。
大正2年(1913年)に再建され、当時の山岡瑞園住職が「子安講」を創始し、国内外での行脚を通じて20万人もの講員を集めました。
現在の境内には本堂と大師堂を兼ねた近代的な大聖堂が建ち、境内のいたるところに子宝に恵まれた人々から奉納された赤子の写真が飾られています。
「子安の大師さん」として今なお安産と子育ての信仰を集め続けている霊場です。
アクセス
Wikipedia
23分(1.6㎞)